NYOS RSは、DHVクロスカントリーリーグで2年間トップに君臨したNYOSの後継機。
「ニオス」と読みます。
タイトルのつづきになりますが
アスペクト比を上げてもEN-Bクラスの枠の中で性能向上の余地は限られるということで
前作のRASTから大幅な性能向上を狙わず、安定性を向上させる事でパイロットが性能を引き出せるようにと設計されたモデルの様です。

Swingの最新のRASTシステムを採用。RASTはラム圧分割テクノロジーのこと。
これは翼内部に翼と平行に仕切りをつけて区切り、フロントからリアへ風を通す弁をもうけた構造です。前後でラム圧の変化を極力独立させることで、安定性を高めているとのこと。
立ち上げのときには真っ先にフロントが膨らんで立ち上がり、つぶれたときにもリアの空気が抜けないため翼型を崩しにくいという性質があります。

立ち上げ時(機体はNYOS RSではない)
[画像出典]
http://www.swing.de/nyos-rs-en.html

