7日の二本目
TOは西が止まったばかりで1m程度の東風。
空は相変わらずの快晴。
西側は出初式でヘリコプターの飛行があるため、14時半まで待っていたら風が東になった。という状況。
水面のように静まり返った空。
飛び込んでみて、パラ尾根を伝いながら気づく。「これぶっ飛ぶわ」
少しでも沈下が少ないルートを探りながら、べったり稜線に寄せて飛ぶ。
まだあきらめてはいない。
パラ前でもヒットせず、自然と口に出る。「ぶっ飛びたくない」
南側にシシドさんのアトスが見える。僕より50mは低い。
さっきまで調子よく上げていたシシドさんがあの状況というのは、かなり厳しいか?
しかし、最後の望みをかけて向かった講習場でヒット。
非常に弱いけれど、ていねいに緩いバンクで回す。
半周したらさっきすれ違ったシシドさんが50mほど上にいる。
ここで火が付いた。アトスが上がるならファルコンだって!という謎の理論で自分を焚きつける。
目いっぱいプッシュしてハイサイドに入れながら微調整を繰り返す。
沈下を減らし、上がるところに行く。
平均で40センチずつくらい上げていく。
パラTOを見下ろすくらいまでに上がったところで上がらなくなり、探っても当たらずLDへ。
無風っぽいので場周アプローチへ。360度で高度処理をし、ダウンウインドレグに入った瞬間に、同じ高度で高度処理をする機体が目に入った。芳賀だ。
しまった!と思った。彼はこちらの動きをどうとらえていただろうか?
引き込んで早く下す途中か?それとも粘っている途中か?わからない。観察する時間がない。
隣の田んぼへ下すことを念頭に、いったんLDの西側へまわりつつ様子を見る。
彼が後に降りるつもりであったことが分かったが、余裕がない。
予定通り田んぼへ下した。
とっとと引き込めば何の問題もなく下せたわけで
この動きは安全ではあったが、ベストな選択ではなかった。
記録日 | 2018/01/07 |
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エリア | 足尾山(茨城) |
フライトタイム | 19分 |
最高高度 | 553m |