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Hang gliding近未来の空中戦が想像を絶する泥臭さで行われていた。シリアのニュース。

工藤匠悟19 Jan 2018
LINEX
–Flight time
–Max altitude
–Distance
19 Jan 2018Date

空軍基地から見上げた降るような星空のなかに、低い不協和音が鳴り響く。 にわかに地上には緊張が走り、基地の中をバタバタと靴の音が鳴り響く。 空には星の数よりも少し少ないかという数の無人航空機が、地上に絶望を落としてやろうと息巻いて そのピカピカに磨かれた機体に夜空を映している。 小さな影がレーダーに落ち、防空システムが作動し迎撃を開始する。 しかし、多くの攻撃は小型の機体をすれ違い、むなしく空で炸裂する。 兵士は絶望の影が落とす冷たい感触に震えながら、引き金を引く。 一人のハッカーが凍り付いた管制塔に現れ、ノート型の端末を機器につないでキーボードを叩き始める。 電子世界において始まったその闘いを、だれも見る事は出来ない。 その痕跡は、彼が走らせる指の軌跡と、矢のように飛ぶ無人機の迷いなきエルロンだけ。 固唾をのんで彼の様子を見守るスタッフが飽きてチラリと窓へ目を走らせたとき、彼はコーヒーを注いだマグカップを持ち上げた。 まるでタクトを振るようにマグを口へ運ぶと、無数の無人航空機は一斉に空を引っ掻ききびすを返す。 無人機たちはもはや彼の意のままに従うラジコン飛行機。次々に荒野へと降り立ち、沈黙してゆく… 近未来の戦争にこんなイメージを持っている…かは人それぞれだろうと思いますが シリアにあるロシア空軍基地がドローンに空襲を受けました。 ドローンといっても米軍が運用するようなしゃれた物ではなく ダイニングテーブルとテーブルチェアを解体して作ったような粗末なもの。 [image:2458] 米軍が運用するRQ-1 "プレデター" [image:2456] 今回飛来したとされるドローン それでもGPSセンサーによる正確な飛行システムと手製の爆弾を搭載しています。 動力はバイク用の空冷エンジンのような代物で、本体はビニールシートをガムテープでとめて覆ってあります。 これが13機飛来し、攻撃を行いました。 そうした粗製の無人航空機が攻撃に参加して戦果をあげている状況にまず驚きですが さらに驚くべき事に、ロシア空軍はそれらをハッキングしてコントロールを奪い 着陸させて無傷で回収したというのです。 ハイテクなのかローテクなのかわからない近未来の空の戦いは、 空の産業革命と言われるドローン全盛のこの時代、中東の片田舎で静かに始まった様です。 [画像出典] https://gigazine.net/news/20180115-drones-attack-russia-airbase/

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