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Hang glidingFacebookが推進する太陽光ドローン、二年目にしてやっと着陸に成功

工藤匠悟10 Jul 2017
LINEX
–Flight time
–Max altitude
–Distance
10 Jul 2017Date

全世界にインターネットを配給する。こんな目標を掲げ、回線を引くでもなくアンテナを建てるでもなく ドローンを24時間ぶっ通してフライトさせ、アンテナにしようというぶっとんだ発想のプロジェクトが、地球上にはいくつかあります。 Aquilaと呼ばれるFacebookのドローンもそんな大胆不敵の創造物。 カーボン製の翼はボーイング737並の大きさ、機体の重さは電気自動車の1/3。 消費電力はヘアドライヤー3個分。 [image:1098] 翼に貼られた太陽光パネルを使用して3ヶ月間無着陸で飛行可能で、居城は天候や旅客機航路の影響がない上空2万〜3万メートル。 昼は太陽光エネルギーを利用して3万メートルまで上昇し、夜はそこから2万メートルまでグライドしながら消費電力を節約します。 Aquilaはそんな成層圏の高空から半径50kmの範囲に電波を送信します。 送信された電波は地上のアンテナでwifiやLTEといった一般の端末で利用できる電波に変換される仕組みになっています。 つまり、利用者は衛生携帯電話のような特殊な装置抜きにこの恩恵を受けられるというわけです。 [image:1099] 2015年に発表され、今回のテストフライトが二度目となりました。 前回は着陸に大失敗、調査のためテストフライトをしばらく凍結していました。 休んでいる間に様々な改修を受け、画期的なことに、着陸時におよそ25%の確率でプロペラを横向きに固定できるようになりました。 地面とプロペラの接触を回避するためとのことです。 夜明けすぐの午前5時27分に離陸体制に入り、 1h42m MAX900m 空気の穏やかなコンディションを選んでこのフライト結果は流石動力機といったところです。 上昇率は最大で1m/sとかなり控えめ。 これでも様々な改良により最初のフライトの倍ほどの速度だそうで、プレスリリースでは「うれしいサプライズ」として紹介しています。 肝心の着陸は「簡単に修理できる傷がいくつかできただけ」なので「完璧」と言えるのだそう。 完璧、というくらいなら無傷でないといけない気がしますが、そもそもAquilaは飛行機のような降着装置がなく ケブラー製のそりだけで降りるためもともと無傷で降ろす気は無いようです。 非常に近未来的でサイエンスフィクション的なプロジェクトも、ハンググライダーの講習のような泥臭さで非常に親近感のわくエピソードです。 形状もハンググライダーのリジット機に似ているので、上昇気流を利用したらもっと早く上昇可能だと思うのですがどうでしょうか。 将来的にオートパイロットにそういった機能が実装されればさらに少ない電力で上昇が可能でしょう。 ドローンと一緒にソアリングする時代が来たら、それはそれは楽しいかも知れません。 「太陽エネルギーを使ってフライトする」ことにかんしてはフライヤーの方が先輩なわけで 先輩としてはAquilaの今後の成長を見守りたいですね。 [画像出典] https://code.facebook.com/posts/993520160679028/building-communications-networks-in-the-stratosphere/ https://code.facebook.com/posts/200887800439084/aquila-s-successful-second-flight-another-step-forward-in-bringing-the-world-closer-together/

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